「新しいPTAを考える会②」

2013年07月02日 21:45

 

「新しいPTAを考える会②」【朝編】

日時:平成25年7月18日 木曜日 10:00~12:00

場所:識名小学校クラブハウス

 

「新しいPTAを考える会②」【夜編】

日時:平成25年7月18日 木曜日 19:00~21:00

場所:識名小学校クラブハウス

 

※同内容にて2回開催します。都合のいい時間に参加してください。

 

要旨

 PTAを任意加入にすることにより、全ての保護者を対象として行ってきたPTA会費が入会した会員からのみの徴収となる為、これまでよりも会費収入が減ることが予想されます。PTA活動は、予算に見合った活動計画を立てて、活動を見直していく事になります。

 PTA会費には行政からの予算では足りないものや、この予算からは支出出来ないものを「学校協力金」として支出していました。先に述べたように、PTA活動は活動内容を見直し、予算内で行えるよう活動を縮小するか、活動を取りやめるなど、調整することで対応が可能です。しかし、学校運営に対する資金援助はこれまでのようにいかなくなり、少なからず児童の学校生活にも影響を及ぼすことが予想されます。そもそも、任意加入のPTA組織の会費をPTA活動以外に使用することはできません。

 この解決策として、今年度の活動方針の2番目にあげた「PTA会費と教育振興費()を分ける」という考えがあります。PTA会費は会の主旨に賛同した者が任意に加入する組織としてPTA会費を徴収します。一方で「教育振興費()」は学校運営に関わる資金なので、全ての児童を対象として徴収したいと思います。

 しかしながら、「教育振興費()」を徴収するにしても保護者に強制はできません。行政が負担すべき部分を保護者が負う義務はありません。ですから、徴収はあくまで協力依頼という形になります。その際に金額はいくらにするのか?徴収は誰がするのか?そして誰が管理するのか?などの課題があります。

 今回の「新しいPTAを考える会②」では「PTA会費と教育振興費(仮)」をテーマに、皆さまに学校協力金の内容、および行政からの予算割り当ての内容を知ってもらい、各支出項目について、何が絶対に必要なものなのか、なるべく行政予算で賄う方法はないのかを検討し、教育振興費(仮)は全児童対象とすべきか、徴収金額はいくらが妥当なのか検討していきたいと思います。「新しいPTAを考える会①」では教職員からの参加が、校長、教頭、教務主任の3名のみでしたが、今回の「新しいPTAを考える会②」には、直接現場に関わる教職員の意見が重要になると思います。ぜひ多くの教職員の皆さまにも参加していただきたいと思います。多くの保護者は子供達のそばにいる現場の教職員の生の声を聞きたいと思っています。この改革はこれまでにない大改革です。これまで、PTAの活動について現場の教職員の皆さまはいろいろ思う事もあると思います。任意参加のPTAとはいえ、多くの教職員の皆様の参加を切にお願いいたします。